携帯のデコ電とは
「携帯、デコってる??」とは若い女性の間で聞かれる言葉です。
携帯の「デコ電」とはデコレーション携帯電話の略で、ビーズやライトストーン、またはシールを貼ったり、クリスタル、3Dアートやペイント、更には彫刻といった装飾が施された携帯のことです。
デコ電は、今や生活にもかかせなくなっている携帯を、ファッションを楽しむようにいろいろなアレンジを施し、個性的にアレンジすることにより、世界に一台しかない自分だけのデコ電携帯としてデコレーションして楽しむことができるので、携帯のデコ電は2004年頃から主婦やOL、女子高生の間で大きなブームとなりました。
2005年に入ってからは携帯にデコレーションを施すショップも増えています。
かわいいものやおしゃれなものが好きな人には、携帯のデコ電作りは自分の洋服のおしゃれと同じように楽しむ事が出来ます。携帯のデコ電のデザインもさまざまで、同じ物を使っても作る人のセンスやアレンジの仕方が違うため、自分専用の携帯のデコ電を作ることが出来ます。
携帯のデコ電の発祥はネイルアートショップであるとか、叶姉妹であるなど諸説あるが定かではありません。むしろ、平成に入ってから流行していたビーズ細工やライトストーン細工の延長線として浸透したようでです。ちなみに叶姉妹の携帯電話、デコ電は、ダイヤモンドや水晶をあしらっていて300万もするなど説があるようで、多くの芸能人もハマっているようです。
携帯デコ電のデザイナーとは
携帯電話のデコ電は、ある種のファッション感覚で楽しめるものです。人と同じ携帯電話でも、自己流にアレンジすれば、世界にただ一つだけのオリジナル携帯電話になるのが魅力です。 自分の携帯電話を他の人とは違う自分だけのセンスで加工できるので、デコ電するとますます愛着が持てるというものです。
携帯電話をデコレーションするには、デコレーションショップや携帯ショップ、雑貨屋等でモバイルデザイナーさんなどに自分のデコ電の要望を話しながら作ったり、自分で携帯のデコレーションの材料を買って自分だけのオリジナルな携帯電話に加工して作ります。
モバイルデザイナーとは、携帯電話のデコ電作りの基礎からしっかり勉強し、日本モバイルデザイナー協会主催の資格を取得後にモバイルデザイナーとして働いている人のことです。
モバイルデザイナーの学校はデコレーションデザイナースクールとも呼ばれ、初心者でもわかりやすく教えてくれるコースから、プロのモバイルデザイナーとしての携帯電話のデコ電の知識をしっかり教えてくれるコースまであります。モバイルデザイナー協会の資格(デコ電業界の資格)検定試験1級取得を目指すプロフェッショナルコースもあります。
自分にあったコースで勉強することができ、その後のサポートもしっかりしていて、学んだ知識を活かしながら、携帯のデコ電ショップなどに就職したり独立して仕事を始める人などさまざまです。
携帯電話で自分のセンスが表現でき、楽しみながら作成する事が出来る仕事として始める人が増えているようです。
きらきら輝く女性向け携帯電話「W64T」
携帯電話をデコレーションするように、きらきらと綺麗なものは若い女性に人気があります。
どうやらKDDI株式会社さんや沖縄セルラー電話株式会社さん、きらきらと輝く背面パネルを採用した女性向け携帯電話を9月下旬から順次発売するらしい。
東芝製で、デザイン性が高く、美しく光沢のある携帯電話本体に、携帯・移動体向け地上デジタル放送「ワンセグ」やLISMOなどの機能を搭載。10~20代女性の需要を見込むそうです。
新製品は、3種類の美しい光沢色、シャイニングピンク・シャイニングターコイズ・シャイニングホワイトで、きらきらしていて持っているだけでハッピーになりそうな雰囲気。見る角度によって輝きが変わる「KIRA-KIRAパネル」を背面に採用したんですって。
「KIRA-KIRAパネル」??名前そのまんまって感じですが・・・。
着信があると背面とヒンジ部が光るため、バッグの中に入れていても着信を確認しやすいという。
ふぅ~ん、いろいろ工夫されてるんですね~。
やっぱり最近はデコレーション携帯にも見られるように、特に10代・20代の女性は、携帯電話の機能に加えデザイン性を求める傾向が強まっています。
そんなニーズに対応するため、携帯電話本体に美しい3種類の光沢色を採用したり、メールや電話の着信時に2箇所が光ってわかりやすく教えてくれる「ダブルイルミ」機能や、映像や音楽の機能も備えた機種として、メーカーさんはシェア拡大のため、日々努力されているんですね。