デコ電、ドコモのカスタムジャケット
デコ電も、今はカスタムジャケットの登場で、もっと気軽にデコ電が楽しめるようになりました。
カスタムジャケット、いわゆる着せ替え携帯とは、付属や別売りのパネルなどで外装が自由に選べる携帯電話の総称のことです。
着せ替え携帯発売以前から、アンテナを交換したり、外装を全塗装するなどして、自分だけのカスタム携帯を作るユーザーが多くいました。しかし、それらの改造行為は通信機の改造になり、改造した携帯電話で通話するのは違法行為に当たります。
そこで携帯電話の改造を行わなくても外観を変えることができるように、携帯電話に外付けのパネルなどを付けるスタイルが誕生しました。2000年12月にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが開発し、auから発売されたC406Sが日本初の着せ替え携帯です。その後、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルでも発売されています。
カスタムジャケットは、デザイン面だけでなく、電話機の損傷を防ぐ効果もあるようです。
また、標準採用されてない機種の中には社外品を装着することができる機種もあります。
ドコモのmovaではソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが開発した機種に、FOMAではP90xシリーズやN70xシリーズにカスタムジャケットが採用されています。
FOMAのP90Xiシリーズは『着せかえケータイの定番』というイメージすら定着しました。
FOMA N70xは「スタイルプラス」と呼ばれています。
何回も携帯電話のデコ電を楽しみたい方や、ちょっとデコに自信のない人にオススメなのが、クリアシェルです。
一台一台に合わせた薄さ0.2mmの手作り商品で、携帯とのフィット感が売りです。
デコ電を変えるために、貼ってある装飾を剥がすのはとても骨が折れますよね。
デコ電のスワロフスキーストーンも割れやすく、結構危ないものです。
デコ電のクリアシェルは0.2mmのとても薄い、デコ電用の透明カスタムジャケットです。
はずしたり付けたり、着せ替え自由自在で、携帯にまるごとかぶせて傷から守ります。
いろんな機種が作れるので、とても便利。携帯電話修理も安心です。
デザインに飽きても付け替えられるので、一つの携帯でより多くのデザインも楽しめちゃう。
デコ電シートを上手に貼る自信のない方には特にお勧めです!
特徴としては、表も裏もカバーできること、携帯の電源ソケットやストラップの穴、ワンセグアンテナなど
カッターで切り抜いてそのまま使えます。
極薄なのでタテヨコ式ディスプレイもOKですし、カバーの上からボタンが押せるのでスキマにホコリが入りません。 シェルは2重にできるので携帯へのペイントにも最適!
このクリアシェルは工業製品ではなく工芸品。 1枚1枚手作業での加工にて仕上げているので、成形の都合上、光にかざすと表面にゆがみや、側面にシワが見える場合があります。
また、切り口が直線になっていない場合もあり、機種によっては側面に両面テープやグルーで固定が必要だったり、2つ折りタイプの関節にはカバーがかからない部分があるようです。
携帯デコ電は下火!?
携帯電話をラインストーンやビーズでデコ電するのは、最近下火なのでしょうか。
デコ電に「している」と答えた回答者は、男性では全体の3.4%、女性では全体の14.7%という調査の結果もあります。一方で携帯電話のきせかえツールの利用については、「利用した」と答えた回答者は男性では約3割、女性では約5割という結果だそうです。
携帯のきせかえツールについては、デコ電より割合で上回っていますが、やはり気軽さとキャラクターなどの豊富さが一般に受けているようです。
きせかえツールとは、待受画像やメニューなどのコンテンツを、きせかえツール機能に対応した端末上で待受画面やメニュー画面として一括設定することができる機能をいいます。またFlashやきせかえツールUIコンテンツで作成されたメニューやバッテリー残量ピクト、電波強度ピクトなど、きせかえツールを利用することによって従来カスタマイズができなかった箇所へのコンテンツの設定が可能になり、簡単な操作で表現力豊かな端末UIのカスタマイズが可能となりました。
きせかえツール機能には、主に以下の機能があります。
☆画像/音/メニューアイコンなどコンテンツの指定箇所への一括設定機能
☆メニューコンテンツ設定機能
☆電池/電波ピクトカスタマイズ機能
☆文字サイズ一括変更機能
携帯のきせかえツールについては、男女共に「無料サイト」がもっとも多く「自分で作成して」は男女共に1割に満たないようです。どこを着せ替えしたかを調査したところ、男女ともでは「メインメニュー」が8割から9割で最も多いようです。